【ご報告】2026年9月3日 起業家講演会【「起業」に対する理解を深めよう〜ある一人の起業家が伝える“起業のアレやコレ”〜】

先日、とあるきっかけでご縁をいただき、中学2年生に対して「起業家」として講演をする機会がありました。私が中学2年生のときには、「起業」なんていう言葉すら知らなかったですし、触れる機会はありませんでした。サッカーバカだった私でなくても、当時の中学2年生の多くは同じような状況だったかと思うと、「すごい時代になったものだな」と感心せずにはいられませんでした。

大分豊府中学校は、大分県立の中高一環校として様々な独自の取り組みをされていらっしゃるようで、総合的な学習の時間の中におけるいわゆるキャリア教育の中に、「起業」という選択肢を入れた初年度の取り組みだったようでした。「私の積み重ねてきたものが、これからの次代を担う子どもたちのためになるのであれば」と想い、ご相談をいただいてすぐに快諾し、実現に至りました。

すぐに快諾したとはいえ、「さて、何を伝えようか」と思案してみたものの、「伝えたいこと、伝えられること」が多すぎて、どうしようかとあれこれ考える日々が続きました。結果、以下のような構成することとしました。

第1章:私の起業までの道(夢・挫折・目標・悩み・転機・決意)
「起業」と聞くとどうしても付きまとう印象が、「すごい」「かっこいい」「自分には無理」などと、自分の人生とは縁のない世界というものです。中学2年生ともなると尚更かと思います。ただ実際のところは、そんなに綺麗な話ばかりではないですし、私自身、小学校・中学校の頃は勉強なんてまるでしていませんでした。英語のテストなんかは、選択式の問題がたまたま正答だった6点(100点満点)のものもあったことをよく覚えています。つまり、どこにでもいる普通の子ども(?)だったわけです。天才でも、起業のサラブレッドでも何でもなく、至って、「普通」の子どもだったということを伝えたかったのです。また、そこからさまざまな流れがあり、「起業」するに至り、どのような事業を経営しているのかについて紹介しようと思い至ったのです。

第2章:起業体験
ただ講演で話を聞くだけでは、「絶対眠くなるし面白くない」とわかりきっていたため、どうせなら友達と一緒に楽しめるワークを通じで「起業体験」をさせてあげたいと思いました。そこで今回は、テーブルごとに、2人もしくは3人のグループを組んでもらい、その友達たちと一緒にラーメン屋さんを起業する設定としました。そして1月の営業期間を設定して、「自分たちは月にいくら給料が欲しいのか」という設定をしてもらい、諸条件を考慮したうえで、その夢の実現を果たすためには、一体月に何杯以上ラーメンを売らなければならないのかということに挑戦してもらいました。これがやはり狙い通りえらく盛り上がりました。「自分の理想を叶えるために何がどのくらい必要なのか」や、「それが自分のやりたいことなのか」、「これ以外にも貯金などについても考える必要があるのだな」といったさまざまな気付きも生まれたようで、とても有意義なワークとなったことが、後のアンケート結果で明らかになったときには大変嬉しく思いました。

第3章:起業家からのアドバイス
最後に、簡単に何かアドバイスを伝えられればなと考えていましたが、「起業するため」と限定するのではなく、「
起業だけでなく、これからの人生にも使える簡単な“考え方”を2つ」伝えることにしました。悩んだり困ったりしたときは、「視点」と「見方」を変えてみるということです。気になる方はぜひ、講師依頼をお願いします。笑 このアドバイスは子どもたちにも大変響いたようで、後のアンケート結果で多くの生徒から感謝の言葉をいただくことができました。大変嬉しく思います。

終わってみれば、開始当初は疲れからかウトウトしている生徒が数人いたような状況でしたが、誰一人として寝る生徒はいませんでした。講師をした私が、そのような生徒たちの姿勢に感動してしまいました。

学校側に依頼していたアンケートはすぐに届きました。生徒たちの回答結果を見て、「起業に対する興味関心」がとても高まったことがわかります。将来起業を「する」「しない」にかかわらず、「興味関心」を持ってもらえたことを嬉しく思います。質問もたくさんいただきましたので、それら全てに回答させていただきました。

この講演会を受講した生徒たちの人生が光輝くものになることを願っています。

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